姫路市のシンデレラ城 謎だらけの太陽公園で犬のお散歩【ネタバレあり】

まえから気になっていた岡山へ帰省するときに通る兵庫県姫路市の山陽自動車道（下り）の白鳥パーキングエリア手前のトンネルを抜けると右側に見えるシンデレラ城。


ドイツのノイシュヴァンシュタイン城そっくりのお城があるんです。


ネットでググってみると、兵庫県姫路市にある太陽公園という場所らしい。


でも、なんだか謎だらけのテーマパークらしいです。


ということで先日、お休みがあったので諭吉たちのお散歩も兼ねて行って来ました！

しょっぱなから違和感だらけの太陽公園

山陽姫路西インターを下車して5分ほどで目的地に到着するのですが途中にある看板に違和感が・・・。

こちらの看板には・・・

白鳥城の屋根は水色なのに看板の絵は茶色。


漂ってくる中華感（笑


到着する前から謎がてんこ盛りなんですよね（笑




ごく普通の住宅街を通った後あっという間に城エリアにある無料駐車場に到着しました。




駐車場から200mほど歩いて石のエリアの入り口に到着したのですが道路の向こう側になんと！高校野球の兵庫県代表で有名な東洋大姫路高校のグラウンドがありました！




グラウンドの敷地内沿いの歩道を歩いたら石のエリアの入り口に到着します。




ピッチングマシンとネットでおおわれた屋内打撃練習場がありました。


でも横には、石がゴロゴロ転がってる。







入り口付近にある数体の石の像。



ここからすでに謎が始まってるんですよね・・・。

謎だらけの石のエリア

こちらが石のエリアの入り口です。


￥マークのある所で入場チケットを買うのですがドラマ「トリック」に出てくるような田舎の奇妙な村のセットの入り口そのものなんですよね。

この大きな狛犬はもともと中国で作られてアメリカに渡り縁があってここにあるらしいのです。



入り口を少し歩くと・・・




なんと、凱旋門がありました！


大きさもマンション3階建の屋根の高さくらいあります。




しかし・・・


よ〜〜〜くみるとめっちゃ手抜き！


こちらはパリにある本物の凱旋門。




比べて見たらわかるのですがあっさりしすぎ〜〜！


しかも・・・

石の彫刻も簡単すぎ！




左がパリにある本物の凱旋門の彫刻
右が太陽公園の凱旋門の彫刻。


もっとすごかったのがこちら

初っ端からツッコミどころ満載な太陽公園　石のエリアです。


凱旋門を抜けると・・・
今度は世界各地の石像の名所へ









写真はほんの一部だけで他にも世界の石の文化遺跡がいっぱいありました。


しかし・・・




同じものがいくつもあるんです。

石のエリアの超目玉スポットがこちらの秦始皇帝兵馬俑坑（しんしこうていへいばようこう）です。






博物館入り口から中にへ入ると・・・

でも、
これだけでは
なかったんですよ！




こっちにも！
まだまだ・・・






なんと・・・
この博物館の中だけで1000体が展示されて入るそうです。


一体の高さが2m近くもする石の像なんですよ！


でも・・・
それだけでは終わらなかったんですよね。


外に出て少し進むと
またしても・・・








さすがに多すぎて
謎というよりミステリーレベルです（笑


万里の長城から離れて池を通り越すと、なんと・・・直径1mはある石の5円だまがありました。





他にも・・・
中国のお金があるのですが

やっと、何もない道に出たけどかえってなんだか寂しいのは気のせい？（笑


しかし、この先にはもっと想像を絶することが待ち受けていたのです！




ピラミッドとスフィンクスが
あるのですが・・・




エジプトにある本物のスフィンクスは1体なのにどうして2体？




階段を登って中に入ってきました。




ツタンカーメンらしい金箔の像が展示されてあるのですがよ〜〜く見てみると・・・






金色のシールみたいなのが貼ってあるけどあまりにも雑で中に空気が入っていてところどころ浮いて入る（笑


おまけに色が塗れてない・・・
というかどう見てもかなりの手抜き（笑


敷布も家にあったのを使いまわしたようなボロボロのもの。



こちらは壁に飾ってあった本物のエジプトのツタンカーメン像です。

しかし・・・この後
このテーマパークの大きな謎が
ひとつ解ける場所にたどり着くことができたのです！


それがこちら！




兵馬俑（へいばよう）の続きかと思いきや


ここは、りっぱなお寺だったんですよね！


お寺の中にテーマパークがあったんです！

入り口の狛犬や、あちこちにあった灯篭。


スフィンクスが2体いたのも狛犬を意味していたんですね。


それにしても、迫力のある五百羅漢

鶏足寺と五百羅漢を過ぎ施設の間の階段を下って行くと


なんと・・・
こんなところに天安門広場がありました。

天安門広場の片隅に石碑がありました。




簡略に直してみると・・・

山側にある万里の長城を上がって行くと双塔寺がありました。




中国にある双塔寺のレプリカなのですが本物に負けないくらいの高さと大きさ。




まだまだ、先があったのですが閉館時間が迫っていたので入り口を目指して歩きました。

 

障害者が働くために建てられた太陽公園なのに・・・

太陽公園は身体障害者の人が働くための施設として建てられ社会福祉法人愛光社会福祉事業協会（太陽福祉グループ）によって運営されています。


園内には、障害者のための居住施設や老人ホームもあります。


しかし・・・道が悪すぎる！！


園内は砂利だらけの道が多くとてもじゃないけど車椅子が簡単に通れる道ではありません。


私の後ろから20代の男性が車椅子に乗って園内を横切って施設に入ろうとしていたのですが後ろの方で


「ああああああああ！！」


という叫び声が聞こえたのです。
何事かと思い振り返って見たら溝の網状の蓋と蓋との間に車輪が挟まって一瞬身動きが
取れなくなっていました。慣れているのか直ぐに体制を立て直して施設の方へ行かれました。


園内には車が通る舗装された道もあるのですが車椅子とすれ違えないくらい狭くて車一台が通るのがやっとです。


とてもじゃないけど身体障害者やお年寄りの施設がある場所にあるとことは思えない。

太陽公園の謎をまとめてみました

同じ石像が多い。


どのレプリカもコピーは大雑把。
まるで中国のドラえもんレベル。


お寺の中にテーマパークがあるのにシンボルはドイツのノイシュバンシュタイン城（シンデレラ城）。


シンデレラ城だけでも
総工費約４０億もかかってる。


障害者が働いてる園内なのに道が悪すぎる。普通に歩ける私ですらこけそうになった（笑


入場料を取るのに園内は途中で一般道と交わってて、近隣住民が自由に入れる道がたくさんある。


やたらに多すぎる兵馬俑。


石とコンクリートでできた像が多すぎる。

まだまだ、見どころ豊富な太陽公園

私たちが訪れたところはほんの一部だけで実はまだまだ見どころがあるのです。


鶏足寺（けいそくじ）の境内。


石のエリアの一番奥にある磨崖仏は、高さが25mもあり奈良の大仏様の1.7倍、半彫の仏様では日本一の大きさだそうです。


それから、忘れてはいけない城エリア。


城エリアにはおみやげ屋さんもあります。


また次回、何かのきっかけで行けるのを楽しみにしておこうかな・・・。


最後に・・・